安全でおいしい給食
桑都保育園では、「食べること」が全ての活動の源ととらえ、安全でおいしい給食作りを心掛けています。
そして、園児が給食を通して正しい食習慣を身につけられるように栄養士・調理員・保育者が一体となって指導に努めています。
たとえば、子どもの嫌いな食材の一つにひじきがあります。ひじきを細かく刻んで肉団子の中に丸め込んだメニューを取り入れ、ひじきを食べたと認識する場合もあるようですが、桑都保育園では、これではひじきを食べたことにはなりません。黒くて長いひじきを色や形や食感を感じてそのまま食べ、初めてひじきを食べたと考えます。
苦手な食材を克服するためには、長い期間、調理に工夫をこらし、何度も何度も繰り返し、食べられるようになるまで園全体で取り組みます。決して無理強いはしません。
しかし、このようなことの繰り返しで、不思議と卒園するまでには、通常子どもが好まないひじき・切り干し大根などの乾物・酢の物・魚も大好きなメニューになっていきます。
苦手な野菜も自分たちが園庭のプランターで栽培し、そして収穫したものを調理すると克服することができます。夏場に登場するゴーヤチャンプルも大人気メニューの一つです。桑都保育園の食育の目標は、好き嫌い無くどんな食材・料理でもおいしく食べられることです。
自然の味、素材本来の味を覚えてもらうために、和風だしには削り節・昆布・干し椎茸を、洋風・中華だしには、鶏ガラ・豚ガラ・無添加天然素材のスープストック・香味野菜を使用しています。粉末だし・化学調味料は一切使っていません。
子どもは、本来、天然の味を好むものです。削り節の匂い立つおいしいみそ汁、肉と野菜のだしが渾然一体となった温かいスープは、赤ちゃんから年長児まで皆んなの大好物です。当然、おかずにも天然だしが隠し味として、しっかりと使われています。
季節の様々な食材、いろいろな料理を食べて欲しいので、毎日異なるメニューを提供しています。作り手の都合による2週間のサイクルメニューは、桑都保育園ではあり得ません。
また、離乳食は、単に年齢・月齢ではなく、家庭と連携をとり個々の園児の状況を考慮した段階のものを提供しています。
自慢の給食
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